1963年、「汚れなきマリア修道会」を母体として設立された晃華学園中学校。キリスト教的人間観に基づく全人教育を行い、神さまから与えられたタレント（個性・能力）を最大限に伸ばし、知性と品性を磨いて、「人のために人と共に生きる」女性を育てています。

　「宗教」の授業やボランティア学習、行事、LHRなどをとおして“Noblesse Oblige”の精神を培うのは、カトリック校ならではの特色です。

　英数国に多くの時間を配当して確かな基礎力を養いながら、先取り学習も実施しています。中学から洋書の多読を実践、高校では授業の３分の１以上を外国人教員が担当するなど、４技能をバランスよく伸ばす英語教育に定評があります。

　近年は理数教育にも力をそそぎ、約４割の卒業生が医学部などの理系に進学。ひとり１台所持するタブレットを用いてさまざまな授業に活用するほか、プレゼンテーションなどの機会も豊富です。

　晃華学園の進路指導は、大学選び・職業調べを超えたライフガイダンス。「進むべき路のしるべ」となる揺るぎない価値観を持ち、未来を切り開いていくことを大切にしています。

　中学では、学習習慣の形成と学習内容の定着をていねいに指導しています。これらを土台に、高１から習熟度別授業を、高２から文理選択別授業を実施。高３では、全授業時数の半分以上が受験選択科目となり、受講者が少数でも講座を開くなど、きめ細かく進路対策を行うのが特徴で、毎年多くの生徒が国公立大学、難関私立大学、医学部へ進学しています。

　晃華学園が、カトリックの教えを大切に継承しながら、時代に適応した教育を積極的に行っているひとつの証といえるでしょう。