優秀な大学進学実績を残してきた春日部共栄高等学校を母体として、2003年、埼玉県春日部市に誕生した春日部共栄中学校。中学校をつくるにあたって、教育理念として、「これからの日本を、世界を支えるべきリーダーを養成すること」を掲げました。そんな春日部共栄では、2021年４月、未来へつながる「５つの育む力」を培うことを目標に、プログレッシブ政経コースとIT医学サイエンスコースの２コースを新設しました。

　圧倒的な「英語力」を用いて、国際的な政治活動やビジネスシーンにおいてリーダーシップを発揮できる人材を育てるプログレッシブ政経コース。ビブリオバトルや模擬国連、ディベート、模擬トレードなど、オリジナルのプログラムをとおして、世界のリーダーにふさわしい知識や発信力を身につけることができます。

　IT医学サイエンスコースでは、圧倒的な「数学力」を軸に、各専門分野の研究者や開発者として、リーダーシップを発揮できる理系人材を育成します。プログラミング、メディカル論文講習、理科実験といった独自のプログラムをつうじて、世界に通用する問題解決力や論理的思考力を伸ばしていきます。

　２コースにまたがって行われる、世界のリーダーに必要な人間力を育てるプログラムが「グルーバルリーダーズプログラム」です。そこでは、毎朝のリスニング、暗誦（あんしょう）コンテスト、スピーチコンテスト、K-SEP（中３を対象とする10日間のプログラム。カナダの大学生10名ほどが先生となり、英語やカナダについて学びます）、バンクーバー語学研修などが実施されています。