明法中学校では、東京ドーム1.2倍の広大なキャンパスと充実の施設のなかで、教員１名あたり生徒13名という少人数制をとり、教師と生徒の人間的なつながりを深める教育が行われています。中学では「本物に触れる教育」が大切にされ、アドベンチャープログラムやフィールドワークなどの体験学習に加え、理科専門棟での理科授業も実験・観察が豊富で魅力的です。

　また、サイエンス教育での独自な取り組みとして「サイエンスGE」があり、ロボットを使ったプログラミング教育などで論理的思考力や問題解決能力・協働性を伸ばしています。この教育を受けた生徒からは、ロボットの国際大会出場者もでています。

　部活動も少人数ながら活発で、関東大会に連続出場しているソフトテニス部、伝統の棒術部のほか、サッカー部、バドミントン部などががんばって活動しています。

　中学では「起床時間」「就寝時間」「学習開始時間」を固定する「３点固定」により学習中心の生活リズムをつける指導を実施。さらに学力向上に向けて、１週間の学習サイクルをつくる「週末課題と週明けテスト」、学習内容を定着させる「定期考査の解き直し」をつうじて、基礎学力の徹底をはかっています。

　ていねいな進学指導によって、2021年春は東北大学、北海道大学といった国公立大学やG-MARCH、東京理科大学などへの現役合格者数が昨年比300％以上になりました。そのほか中３での高度な理科実験授業、コロナ禍でも工夫を凝らして実施された国際教育プログラムなど、大学進学のさきまでをも見据えた、充実した教育が実践されています。