キャンパスでひときわ目を引く洋館、「ライシャワー館」は、「東村山30景」にも選定された明治学院中学校のシンボル的な存在です。名前の由来は、元駐日大使であったライシャワー氏の父親が明治学院で教鞭をとりながら居住していたことによるものです。

　学院創立150周年事業として行われた正門の改修、ビオトープの整備、約２万㎡あるグラウンドの全面人工芝化が完了し、生徒たちに好評です。

　明治学院が長い歴史のなかで掲げてきた教育目標が「道徳人」「実力人」「世界人」の育成です。

　「道徳人」とは、「神さまが与えてくださった使命に気付き、権利と義務をわきまえ、規律を守って、神さまと人びとのために働くことのできる人」のことです。

　「実力人」とは、自分の使命や目標に向かって、与えられている自分の能力を高め、学問と技術を身につけ、その力を必要に応じて発揮することのできる人のことです。

　「世界人」とは、世界的視野と行動力とを持ち、世界の平和を祈念しつつ、世界を活動の場とする力を持つ人のことです。

　そして、これらの教育目標にかなった人材を育成するために、明治学院では、①〜⑤のような特色のある教育を行っています。①タブレット端末を全員に貸与したICT教育。②英語の授業を重視し、英語脳をつくり４技能を伸ばすカリキュラム。③中・高とも英語の授業の一部をネイティブ教師が担当。英検取得目標は中学卒業時準２級、高校卒業時２級。④東京歴史散歩（社会）、多摩動物公園、三浦半島または生田緑地（理科）、音楽鑑賞会（音楽）など校外授業が充実。⑤高２・高３は、Ａ明治学院大学推薦進学、Ｂ文系受験進学、Ｃ理系受験進学の３コースに分かれて学習するなど、学力面も強くサポートしています。