1912年に旧制明治中学校として神田駿河台の明治大学構内に開校した明治大学付属明治中学校。明治大学唯一の直系付属校として、建学の精神「質実剛健」「独立自治」のもと、21世紀のグローバル社会を担う国際人として活躍するために必要な力を持った人材を育てています。

　中学では、通常授業に加えて、数学と英語の補習講座を実施し、つまずきを解消しながら基礎をしっかりと固めます。そうして基礎を身につけたうえで、ものごとを深く分析し、問いの本質を見抜く力も伸ばしていきます。

　付属校とはいえ、進級基準・進学基準などがあり、緊張感のある学びの場となっています。推薦基準を満たせば、ほぼすべての生徒が明治大学の第１希望の学部に進学できるという恵まれた推薦制度を有しており、これをいかして、生徒たちは受験勉強にとらわれず、自分を高めるために資格取得、部活動、学校行事などに励んでいます。

　そして、教員からの生活指導や宿泊行事などもとおして、生徒たちは社会で活躍する力を育んでいます。

　明治大学との連携教育として、明治大学各学部の教員が直接授業をする「高大連携講座」（高２対象）や、明治大学の講義を受けて修得した単位を明治大学進学後に単位として認定する「プレカレッジプログラム」（高３対象）、長期休暇中に明治大学の校舎を使って行われる、司法試験や公認会計士試験への挑戦を支援する各種セミナーなどを用意するほか、進路決定をサポートするための取り組みとして、明治大学の各学部説明会や、現役の明治大学生や卒業生による進路相談会などを実施しているのも大きな魅力です。

　明治大学付属明治は、中高大10年一貫教育によって創造性や個性を伸ばし、社会で活躍できる生徒を育成しています。