「21世紀の社会で活躍する人材の育成」をめざす明星中学校の教育の根幹をなしているのは、「てしおの教育」と「体験教育」のふたつです。

　「てしおの教育」とは、あいさつや身だしなみも含め、学校生活における生徒の活動をあらゆる側面からフォローアップすることです。部活動、学習活動など、さまざまな場面で指導を受けた生徒は、他者と生きるうえで必要な能力と社会性を身につけていきます。

　「体験教育」とは、教室から離れた場で五感をつうじた経験によって学ぶことです。机上の学問だけではなく、広々とした敷地内での自然観察、地域の企業との交流などに加えて、将来的にはSDGsを念頭においた活動を行うことも予定しています。

　また、グローバル社会で必須の能力をきたえるために英語教育にも力を入れています。日々の授業での成果を「English Camp」、「東京グローバルゲートウェイ（TGG）」などでいかすことで、力の伸長をはかります。

　特別選抜クラスでは、早朝や放課後の授業時間外を活用して、質・量ともに充実した先取り授業を行います。教科書だけにとらわれることなく、「自ら学ぶ力」の向上に重きをおいて、難関大学の入試突破に向けて長期的な展望で生徒を育てます。さらに、オンライン英会話、アメリカの大学や企業で行われる研修といった、「本物の体験」をつうじてグローバルに活躍できる人材を育成します。

　総合クラスでは、生徒一人ひとりの個性を重視し、その成長と向きあいながら、基礎学力をていねいに伸ばしていきます。段階的な学びによって着実に知識を定着させるとともに、社会活動に直結したSDGsワークショップやTGGでの学習、多岐にわたる進路に応じたプログラムを用意することで、生徒の可能性を広げています。