昌平中学校では一貫生が卒業して６年が経ちます。今春卒業した６期生までで東京大学をはじめ、京都大学、一橋大学、お茶の水女子大学、早稲田大学、慶應義塾大学と、希望の大学に続々と進学しています。昌平では今後の「誰一人取り残さない」国際社会において、率先して社会貢献をし、生涯一学習者として自らの人生を楽しく自由に学び進む卒業生の輩出のため、さまざまな取り組みを実践しています。

　その柱がIB（国際バカロレア）です。昌平は2017年よりIB（国際バカロレア）MYP（Middle Years Programme）認定校となりました。全生徒を対象にプログラムを実施する国内でも数少ない学校のひとつで、４年間の実践を経て、生徒が自主的に学ぶ「動きのある授業」が定着してきました。

　上記IBのほか、「動」の授業の柱として、・PEP（パワー・イングリッシュ・プロジェクト）：全校生徒が英語を得意教科にするための徹底的な取り組み・SDGs（持続可能な開発目標）：「世界」をテーマにしたプロジェクト学習。校外学習を中心とした体験型学習といった取り組みを実施しています。
　PEPではすべての教職員がメンバーとしてかかわり、生徒の英語力を高めます。一貫生は約80％の生徒が英検準２級以上を取得して、高校に進みます。

　また、昌平では、基礎・基本を大切に問題演習などを徹底的に繰り返す効率的な一斉授業、「静」の授業にも力を入れています。土曜日は授業を実施し（第４土曜は休日）、朝は英単語テスト、放課後は週２回の８限講習（希望者）、長期休暇中（夏・冬・春）には必修の講習授業を実施します。

「静」と「動」。このふたつをバランスよく行います。