日本大学教育憲章の教育理念として掲げられた「自主創造」のもと、「健康・有為・品格」を校訓として設立された日本大学藤沢高等学校。心身ともにバランスのとれた「豊かな人間形成」と「国際的な素養の育成」をめざしている学校です。

　この高校のもとに、2009年に開校したのが、日本大学藤沢中学校です。70年以上の実績を誇る高校の教育コンセプトをベースとしながら、６年間で生徒の可能性とモチベーションを高めることをめざしています。

　英会話の授業では、クラスを少人数グループに分け、ネイティブと日本人のふたりの先生で授業が進められます。理解度に差がでやすい英語と数学においては英語は中１から、数学は中２から習熟度別授業が行われ、生徒の理解力に応じた授業が展開されます。また、夏休みや冬休みといった長期休暇を利用して全員参加の特別授業が行われるなど、多角的にさまざまな学習をすることができます。

　さらに、多様な学部・学科を持つ日本屈指の総合大学である日本大学のネットワークを活用した体験授業が実施されています。フィールドワークでは大学の施設を利用した農場実習が行われるなど、中学・高校・大学の「10カ年教育」を実施し、大学の施設を利用し、大学生とふれあうことで、より刺激的かつ高度な学習環境を構築しています。
　そのため、高校進学時には原則として「特別進学クラス」をめざすことになります。つまり特別進学クラスに直結するハイレベルな教育の実践を前提としているのです。

　日本大学への進学希望者は「全員進学」を目標とした受験指導が行われていますが、大学附属校であっても、高い希望を持ち、国公立大学や難関私立大学へ進学することももちろん可能で、そうした受験に対応した授業を展開しています。