静かな住宅街の緑豊かで広大な敷地内には、杉並区百景にも選ばれた銀杏並木があり、四季折りおりの美しい姿が見られる日本大学第二中学校。卒業生は４万5000余名を数え、実業・研究・スポーツ・芸能などの各界に多彩な人材を数多く輩出。日本大学の建学の精神「自主創造」を重んじ、生徒自ら将来の進路を切り開けるよう、学園一体となった支援を展開しています。おおらかで明るいという校風のもと、６年間をかけて、さまざまな人とのであいや、多様な経験の繰り返しを経て、温かみと思いやりあふれるひとりの人間として大きく成長していきます。

　中学の授業は、全教科にわたって基礎・基本の徹底に重点をおき、とくに授業進度が速いということはありません。むしろ、あわてず急がずに「授業に集中すること」・「家庭学習の習慣つけること」の２本柱を軸に立て、じっくりと基礎学力の定着をはかり、確かな学力を身につけさせます。なかでも英語と数学については、週２時間を「演習」の分割授業にあて、現在の理解に合わせた授業を行うとともに、放課後も週ごとに「学習点検の時間」（補習）を設け、学習の遅れが取り戻せるように配慮しています。

　併設高校へは、ほぼ全員が進学。高校生活は、新たに入学してきた仲間との混在クラスでスタート。併設の日本大学への推薦制度は、２年次および３年次の４月、３年次９月の３回に分けて行われる基礎学力到達度テストや在学中の成績により決まります。

　付属校ながら進路選択先は多彩で、理系選択者が多いのが特徴です。2022年は日本大学へ進学する生徒が約34％、難関私立大学への指定校・公募推薦での進学は約36％で、約70％の生徒が推薦で進路決定をしました。