日本大学第三中学校では、建学の精神「明・正・強」を「明確に正義を貫く強い意志」ととらえ、その意志を持った生徒の育成をめざしています。キャンパスは緑豊かな多摩丘陵にあり、東京ドーム３個分もの広さを有する恵まれた学習環境となっています。

　郊外の丘陵地ですが、Wi-Fi環境は最高レベル。GIGAスクール構想にも対応できています。iPadは生徒全員に貸与されており、新型コロナウイルス感染防止対策による休校時にも双方向のオンライン授業によって、生徒の学習環境を守ることができました。

　また、英語では中２から、数学では中１から、複数の教員によるチームティーチングが行われています。国語では、読書に親しんでもらおうと課題図書の内容を問う「読書課題テスト」を行ったり、中学３年間で４万2195ページを読破する「読書マラソン」にも取り組むようにしています。

　総合的な学習の時間を利用して、大学卒業後の職業意識を早めに持つよう指導しています。「明確な目標」を持った生徒たちは、それに向かって自ら強い意志で進んでいきます。

　高校３年間の学業成績・人物評価などによる内申と日本大学付属生約１万人と同時に受ける基礎学力到達度テストの成績によって、日本大学への推薦資格を得ることができます。さらに、模擬試験などにも数多く取り組むことで、生徒の実力を多角的に分析し、理数系国公立大学・医科歯科系大学への入試にも対応できるような指導体制を整えています。

　そのため、近年は他大学への進学者も増えており、その割合は日本大学への進学者（約40％）を超えるほど（約60％）になっています。このように、生徒一人ひとりに合った適切な進学指導を行う日本大学第三は、これからも多くの生徒の希望に応える教育を展開していくことでしょう。