創立100周年に向けて改革を進める伝統校

文京学院大学女子中学校

<女子校>

 文京学院大学女子中学校は、1924年に島田依史子が「女性の自立」を願って開校し、今年で97年目を迎えました。通常授業として「茶道」や「華道」を行うほか、「ペン習字(年間600枚以上提出)」「運針」にも取り組むなど伝統を受け継ぐ教育が魅力のひとつ。食育の一環として給食が提供されているのも特徴です。

 学習においては、グローバル社会から必要とされる人材の育成をめざし、ネイティブ教員による放課後講座「国際塾」を開設。英語運用能力と国際感覚を身につけさせることを目標に運営されています。

 また、各学年に配属されたネイティブ教員が、「学級日誌」や「毎日の記録(担任と生徒の間で交わされる日記)」にコメントを書き入れるなど、自然と英語に触れられる環境も整えています。英語や英会話以外の授業(2021年度では情報など)でもネイティブ教員がそれぞれの特性をいかしたコラボ授業を行っています。

 加えて、2021年4月、自立した学習者となるためのサポートをする放課後学習教室「まなトモ」も開室しました。生徒個々のニーズに合わせた対応をすることで、学力の向上をはかっています。

インターナショナルスクールと教育提携

 国際バカロレア認定校であるアオバジャパン・インターナショナルスクール(A-JIS)との教育提携が2021年から本格的に始動し、生徒は日常的に「海外の文化」に触れ、多様な価値観のなかで生活することができるようになりました。

 両校はオンライン交流をするだけでなく、Hip Hop Danceの合同チームをつくり、A-JISのカーニバル(文化祭)にも参加。コロナ禍であっても活発に交流が行われており、今後さらに連携を深めていくことが計画されています。

School Information

所在地:
東京都文京区本駒込6-18-3
アクセス:
JR線・地下鉄南北線「駒込」、JR線・都営三田線「巣鴨」徒歩5分
TEL:
03-3946-5301