広尾学園小石川中学校は、広尾学園と教育連携をして今年で６年目を迎え、「自律と共生」の理念を共有した両校の連携がいっそう強化されました。2024年度からは高校募集を停止し、完全中高一貫校になります。広尾学園小石川は世界基準の教育をめざし、次世代にリーダーシップを発揮できる人材を育成していきます。

　広尾学園小石川では「本科コース」と「インターナショナルコース」のふたつのコースを用意。「本科コース」は、国公立大学や難関私立大学をめざし、先取り教育を取り入れながら、学力を高めていきます。一方、「インターナショナルコース」は、日本人教員と外国人教員がふたりで担任を務めるなど、日常的に異文化に触れられるコースです。おもに帰国子女や外国籍の生徒など、高い英語力を持った生徒と、日本の小学校を卒業した生徒がそれぞれの個性をいかしてともに学びます。

　「インターナショナルコース」を設置していることからもわかるように、グローバル教育に力を入れる広尾学園小石川。オーストラリアのクイーンズランド州立校と提携を結び、ホームステイをしながら現地の生徒とともに学ぶ海外研修を実施しています。さらに広尾学園で行われている海外研修にも参加できます。

　また、ICT教育に力を入れているのも特徴です。一人ひとりがMacBookを持ち、授業に加え定期試験の振り返りや予習復習、さらには課題の提出、委員会や部活動などでは学年を越えた連絡手段として、安全性をじゅうぶん考慮したうえで、学園生活における利便性を追求したICT機器の活用を進めていきます。

　こうした教育により、世界をめざすことのできる人材を育てる広尾学園小石川です。