1996年開校の常総学院中学校は、1983年に開校した併設校の常総学院高等学校との６年間中高一貫教育を行っています。大学や職業に対する意識の育成と、専門職として社会に貢献できる人材の育成を目的に、医学・科学・人文の３つの探究フィールドを設け、生徒はそのいずれかに所属します。フィールド別に施設見学や多分野の職業講演などの課外活動のあとには、パワーポイントなどを使っての探究活動プレゼンテーシ
ョンを行います。

　これ以外にも、社会のグローバル化に対応するために、１分間スピーチやクラスディスカッションなどに加えてICT教育にも取り組んでいます。
　また、これまでに42名の東京大学合格者を輩出した「AD（アドバンスト）クラス」を中１から設置し、さらに2019年度から少人数で指導を行う「スーパーAD」を選抜し、よりハイレベルな授業を展開しています。なお、全クラスとも主要教科は中３で高校課程に入ります。

　英語は国際社会において重要なコミュニケーション手段としての役割を担います。そのため常総学院では、英語の授業をRE（Regular English）とCE（Communicative English）のふたつに分けて週９時間行っています。そのうち週５時間のREでは、おもに、読解・単語・文法を中心に授業が行われます。

一方、週４時間のCEは、1クラスを３分割にした少人数制で実施し、中学校だけでも10名所属しているネイティブスピーカーの教師が、英作文・会話・リスニングの授業を行っています。そして、中１で実施される国内留学やHalloweenParty、中３で実施されるニュージーランド語学研修旅行でのファームステイや学校訪問など、多彩な英語行事をとおして、英語でのコミュニケーション能力を育てています。