工学院大学附属中学校は、2022年度よりこれまでのクラス編成を、「先進クラス」と「インターナショナルクラス」の2クラスに集約し、現代のリベラルアーツを基軸とした、挑戦・創造・貢献する「先進的な教育」を推進していきます。

　そして、先端数理情報工学を核としたK-STEAM教育の充実をはかり、工学院大学と包括的連携を行い、充実した教育環境を提供、中学1年から始めるキャリアデザインの設計から、個々の生徒に応じた進学指導をこれまで以上に強化していきます。

　「先進クラス」では、幅広く学ぶリベラルアーツで、多様な進路に対応できる学力を育みます。時事問題について議論や発表を行う対話型の授業が多く実施され、幅広い教養を身につけると同時に、深い思考力も培うことが可能です。

　「インターナショナルクラス」では、数学、英語、理科を英語で学ぶイマージョン教育を実施。ネイティブ教員の授業をとおして、グローバル教育3.0実現のためのCEFR C1レベルの英語力を身につけます。

　中３全員が参加する「異文化体験研修」はオーストラリアでホームステイをしながら現地校での授業に参加します。また、英語上級者はアメリカでスペースキャンプに参加しました。
　
　中学高学年から高校にかけてアジア新興諸国で社会事業家が抱えている経営課題の解決に挑む、実践型の教育プロジェクト「MoG（Mission on the Ground）」に挑戦できます。これまで、インドネシア、フィリピン、ベトナム、カンボジアといった国々で、商品開発からときには販売まで手掛けてきました。過去には国内（鳥取県・大山）でも実施。

　このほかにも希望者を対象に体験型のプログラムが充実しており、高校では３カ月の短期海外留学も用意されています。