巣鴨中学校では、先生や級友たちとの学校生活のなかで「がんばったからできた」「努力が実った」という達成感を味わうことを大切にしています。生徒は、そのような経験を積み重ね、自らの可能性を切り開いていきます。

　巣鴨では、巣鴨でしかできないグローバル教育を確立し、刻々と変化しつづける社会で力強く活躍する「グローバル人材」の育成に努めています。そのために中１～中３ではスカイプを活用したオンライン英会話をはじめとするネイティブ教員による授業を実施し、そこで身につけた英語力をいかす機会を豊富に用意しています。

　たとえば、第一線で活躍するトップエリートのイギリス人を講師に招き、さまざまなレッスンやアクティビティーを行う５泊６日の「巣鴨サマースクール」は、中２～高１の希望者が参加できます。

　高１・高２の希望者対象の「イートン校サマースクール」は、イギリスの伝統校イートンカレッジに３週間滞在し、イギリスの歴史や文化を体感する人気のプログラムです。約３カ月、カナダやイギリスなどでホームステイをしながら現地校の授業を受ける「ターム留学」制度もあります。

　また、イギリスの名門クライストカレッジとの「Friendship Agreement」により長期留学も可能です。2020年は世界のトップ校のみ在籍できる国際組織「WLSA」に日本の学校として初めて加盟を認められました。各国の加盟校とオンラインで交流する国際教育プログラムも始まっており、伝統校だからこそできるグローバル教育が展開されています。

　そのほか、アカデミックフェスティバル・百人一首歌留多大会・合唱コンクールや早朝寒稽古といった多彩な学校行事があり、それぞれの行事で一人ひとりの生徒が個性を発揮しています。