実践学園中学校の教育理念は「豊かな人間味のある人材の育成」であり、「人間性に富み、志が高く倫理観の強い、国際感覚に優れた社会に役立つ人材を育成する」ことです。この理念のもと、「難関大学をめざす指導の徹底」をはかりながら「学習と部活動の両立の支援」・「倫理観・道徳心を養う」ことを教育目標としています。

　実践学園では、授業の予習・復習や探究などの学習内容を自分でまとめる自主学習ノートに取り組んでいます。中学校の３年間、継続して取り組むことで家庭学習の習慣を身につけ、探究活動に向かう姿勢を育みます。

　また、コミュニケーションデザイン教育を行い、「自ら働きかける力」・「仲間と共感する力」・「コミュニケーションの場をつくる力」を育成しています。ワークショップや省察活動、ICTを活用したプログラミング学習をつうじ、学んだことを客観的にとらえるメタ認知能力や自己調整能力、生産的思考を定着させています。

　さらに、英語力向上にも力を入れており、授業で身につけた英語力に加え、日本文化・歴史学習やブリティッシュヒルズでの国内研修を行い、ニュージーランド語学研修（中３夏）につなげます。高校進学後もハワイへの修学研修旅行や希望者による留学制度が整備され、生徒の多様な意欲に応えています。

学習環境も充実しており、明るく開放的な学習施設である「自由学習館」で自学自習を支援しています。放課後と長期休業中には、授業と連動した進学講習「Ｊ・スクール」を実施し、大学進学に必要な力を身につけることができます。

　このように、基礎を大切にしながら、体験を含むさまざまな学習活動を結びつけ、グローバル社会で活躍できる人材の育成に力を入れています。