JR線「渋谷駅」から徒歩10分に位置する緑豊かな校地で、実践女子学園中学校の生徒は伸びやかに６年間を過ごします。120年以上の歴史を誇る女子教育の伝統校でありつつも、時代の変化に合わせ、つねに新しい挑戦をつづけている学校です。

　実践女子学園では生徒一人ひとりがありのままの自分でいられる居心地のいい環境づくりが大切だと考えています。そのため、中１ではクラスを30人編成とし、席替えを頻繁に実施して、ていねいな人間関係づくりをうながします。授業でも発言のしやすい雰囲気がつくられ、お互いの意見を認めあう関係が築かれています。また、必修の礼法や日本文化実習の授業をとおして、型にこめられた他者への思いやりの気持ちを体験します。

　さらに、中高で縦のつながりがある委員会、30を超えるクラブ活動、自分たちだけで企画・運営をする学校行事もあります。仲間といっしょにひとつのものをつくりあげる場を数多く設定することで、他者の意見に耳を傾け、ちがいを受け止め、乗り越えて、他者とともに豊かに生きる人間力が身につきます。

　探究授業「未来デザイン」での教科横断的な学習をはじめ、中３から参加できる海外研修や、渋谷という好立地をいかした企業や地域との連携授業も実施。多彩な学びをきっかけに自らの興味関心の方向性を探り、じっくりと自分と向きあう６年間を過ごします。そうした多様な学びの土台となる教科教育では、日ごろの授業に加え、講座や補習も充実。確かな学力を身につけ、より発展的な学びに挑戦できます。高校ではコースや科目を選択できるほか、指定校推薦や、併設大学の内定を得たまま他大学を受験できる制度など、望む道に進めるような進学制度を整えています。