JR線「渋谷駅」から徒歩10分、緑豊かな広々とした高台に実践女子学園中学校はあります。明治の女子教育の先覚者下田歌子によって1899年に創立されました。「実践」という校名は、自ら学んだことを社会で実践していくという意味からきています。

　実践女子学園では生徒たちが卒業後も活躍していけるよう、つねに変化する社会を見据え、探究活動や英語プログラム、日本文化実習、行事、部活動など体験を重視したさまざまなプログラムを実践しています。

　中１はクラスを30名の少人数編成にし、席替えを頻繁に実施。生徒一人ひとりがありのままの自分でいられるような居心地のいい環境づくりに取り組んでいます。学校行事や委員会活動もさかんで、すべて生徒の手によって運営されています。こうして生徒が主体的に考え、実行することで、達成感を得られる体験を積み重ね、自己肯定感を確立させていきます。

　渋谷という好立地をいかした、企業や地域との連携授業があり、社会の動きを身近に感じ、社会とのつながりを意識しながら自分を成長させていくことができます。

　英語では中１から習熟度別少人数授業を行うほか、10名のネイティブ教員と学習できる放課後講座、留学・海外研修、模擬国連への参加など一人ひとりの力を伸ばすプログラムが充実しています。さらに、海外大学に進学するための推薦制度も整えています。

　また、中１で必修の「日本文化実習」では、１年をつうじて着付けや茶道、華道などの本格的なお稽古を体験。礼法の授業では立ち居振る舞いを学びます。美しい所作やその意味を学び、思いやりの心とその気持ちを相手に伝える方法を身につけることができます。