キリスト教教育を基盤とする女子聖学院中学校は1905年に設立されました。「神様から１人ひとりに与えられた良きもの（賜物）を見出し、その与えられたものを活かす教育」を長きにわたり実践してきた学校で、建学の精神には「神を仰ぎ　人に仕う〜Love God and Serve His People〜」、教育モットーには「Be a Messenger〜語ることばをもつ人を育てます〜」を掲げています。

　毎朝の礼拝はチャペルで心静かに祈る大切な時間です。そのほか「人間教育プログラム」として、中１では「賜物」をテーマとし、プロジェクト・アドベンチャーを取り入れた「アドベンチャーキャンプ」を実施し、中２では、SDGsに関する学びで「社会の課題」に目を向け、中３では北海道修学旅行、ライフプランニングなどをとおして「社会の中の自分」を見つめます。こうした取り組みによって、「自分のことば」を他者に伝えられる生徒を育成しています。

　中学の英語授業はネイティブ教員とのチームティーチングを行い、参加型・発信型の授業で英語を楽しく学びながら４技能をバランスよく養います。

　さらに週１時間、ネイティブ教員によるオールイングリッシュの英会話の授業があります。これは１クラスを習熟度別に２分割にした少人数制で行うのが特徴です。

　国際理解教育としては世界の人々とともに生きる力を養うため、「Global 3day Program」（中１〜高２対象）を用意しています。どれも少人数グループで楽しく英語に触れられる内容で、最後は全員が英語でプレゼンテーションを行います。

　こうした取り組み以外にも、ホームステイやターム留学（希望者対象）、海外大学指定校推薦制度を整えるなど、海外へ羽ばたきたい生徒をさまざまな形で応援しています。