自主性を尊重した明るく自由な校風

女子学院中学校

<女子校>

 創立は1870年。150年という長い歴史に育まれた女子学院中学校は、キリスト教主義を教育理念として、独特の校風を培ってきました。学校の規則はほとんどなく、制服もありません。

 こうした自由な雰囲気のなかで、生徒たちは自主性を持った生活をしています。ほんとうの意味で自立した女性の育成をめざす女子学院の教育は、多くの保護者や生徒たちから高い支持を集めています。

完全中高一貫教育で洗練された授業

 多くの生徒が難関大学への入学をめざしていますが、学校の授業はとくに大学入試だけを目的にしたものではありません。じっくり考え、ものごとへの興味と関心を養う授業が基本となっています。

 前後期の2期制で、授業は週5日・30時間で行われます。中高6年間の一貫教育の利点をいかし、教科間の重なりを整理した効率のよいものになっています。科目によってはクラスを分割した授業も行われています。また、実験・観察と考察、レポート、作文、作品制作なども多く、課題を着実にこなしながら学習の仕方を体得していきます。

 独自の科目として、各学年に「聖書」の授業がおかれています。高校では「近現代史」、「キリスト教音楽」の授業があります。また、高2までは文系と理系に分かれずに、基本的な学力の育成と心身のバランスのとれた成長をめざし、全科目を共通に学んでいます。高3では、一人ひとりの個性や可能性に応じた選択科目を用意しています。

 総合的な学習の時間も6年間を見通した目標を立て、学校行事を中心にその準備活動やまとめを組みあわせて行うことで生徒の成長へとつなげています。

 女子学院では、こうした教育体制により、自主的に勉強に向かう姿勢が養われ、高い大学合格実績につながっています。

School Information

所在地:
東京都千代田区一番町22-10
アクセス:
地下鉄有楽町線「麴町」徒歩3分、 地下鉄半蔵門線「半蔵門」徒歩6分、JR線・都営新宿線「市ヶ谷」 徒歩8分
TEL:
03-3263-1711