大妻中野中学校は、これからの「グローバル社会の中で、輝く女性」を育てることをめざし、「自律・協働・貢献」をモットーに６年間の一貫教育を行う女子校です。このモットーのもと、生徒の「Challenge（ 挑戦）」「Construct（構築）」「Create（創造）」といった行動をうながすために、自由参加型の多様なプログラムを用意しています。加えて、海外帰国生と国内生がいっしょにつくりだす国際色豊かな学校環境のなかで、将来につながる「世界の扉」を見つけられます。

　2002年度から、海外帰国生受け入れを行ってきた大妻中野。2015年度～2019年度に文部科学省より、グローバルリーダーの育成のための教育を行うスーパーグローバルハイスクール（SGH）アソシエイト校の指定を受け、さまざまな国際教育を実践してきました。

　このような取り組みは現在もつづけられ、国際教育に注力する全国の高校・中高一貫校を中心に、SGHの成果の普及とさらなるグローバル人材の育成を進めるSGHネットワークに参加。ほかの参加校だけでなく大学とも連携や交流をとおして、大妻中野におけるこれまでの成果を継続・発展させています。

　大妻中野では、幅広い教養を養う「アドバンストコース」と、英語のほか、フランス語が必修の「グローバルリーダーズコース（GLC）」の２コース制をとっています。GLCは国内生と海外帰国生がいっしょに学んでおり、コースは中３以降進級時に変更可能です。

　両コースとも生徒の発達段階に応じた独自の海外研修や、20を超える海外提携校への留学プログラムなど、生徒が海外に目を向ける機会が多くあります。とくに、ここ数年で40名の生徒が３カ月から１年間の留学をしています。