「自主研鑽・敬愛奉仕・健康明朗」が教育目標。「少人数できめ細かい指導・本物から本質に迫る教育・主体性と協働性の育成」を３つの教育の柱として、時代の変化に対応したリーダーシップの養成と同時に、相互に支えあう心温かい精神を持ち、平和で平等な社会の実現をめざす人材の育成に努めています。キャンパスは緑豊かな丘の上にあり、室内温水プールや天体観測室などの設備も整い、生徒は充実した学園生活を送っています。

　中１〜中２を基礎・基本を習得する段階、中３〜高１を個性と進路適性発見の段階、高２〜高３を応用力をつけ、伸ばす段階と３つのブロックに分けて指導しています。

　英語ではデジタル教材を用いながら基本構文の理解と定着をはかると同時に、４技能を確実に伸ばすようプログラムされています。外国人教師によって英会話力やライティング力も強化し、イングリッシュ・キャンプを導入して、中３でのニュージーランド修学旅行に結びつけています。数学は、すべての学年で授業→小テスト→「直しノート」（→再テスト）というサイクルで基礎学力の定着を徹底。国語は、中１から古典に親しみ、暗唱をとおして古語の美しいリズムを身体で覚えます。

　論理力や思考力を伸ばすために「言語能力の育成」に力を入れて指導しています。理科では中学３年間で100を超えるテーマを設け、恵まれた環境をいかして自然観察や実験を行っています。社会科では中１で年６回の社会科見学、夏季講習での現地フィールドワーク（希望制）を行い、論理力や思考力の育成に力点を置いています。

　そのほか、入学直後のオリエンテーション合宿、体育祭、文化祭（聖祭）、芸術鑑賞会などを実施しています。「本質へと迫る教育」により「学ぶ楽しさ」を感じながら学校生活を送れる多摩大学附属聖ヶ丘中学校です。