2022年４月、武蔵野大学附属千代田高等学院が中学募集を再開、新たに校名も千代田国際中学校（予定）と改めます。千代田国際では、これまでの日本の教育の枠組みにはなかったまったく新しい価値を生みだし、未来の社会を変えていく学校モデルを、教員と生徒が全員でつくりあげていくことをめざしています。

　そのために必要なものは、なにごとも他人事にしない「オーナーシップ」です。自己・他者・社会、すべての幸せを追求し、10年後、20年後の将来、世界を変えることのできる「チェンジメーカー」を育てていきます。

　「CHIPS」とはChiyoda International Purpose Spiralのこと。学びのPurpose（目的）を大切にしながら、日本で古来から大切にされてきた「守破離」の精神を、６年間で何度も繰り返すことで身につけていきます。

　本物の自由とは、基本の型があるからこそ生まれるものです。なにごともまずは基本となるパターンを繰り返し練習し、身につけることがスタートとなります。その後、そこに自分らしさを加えることで、自分なりの型へと昇華していきます。

　時間割もこれまでの概念を覆すような、新たなかたちのものを作成します。午前の授業はおもに講義型で、必要な知識を体系的に、効率よく学んでいきます。いわゆる、知識やスキルをインプットする時間です。

　一方で、午後は、午前に得た知識を使う時間として、さまざまなプロジェクト型の課題に取り組み、学びを深めていきます。こうした科目学習とプロジェクト学習が、教育の両輪であると千代田国際は考え、その両方がバランスよく実践できるようなカリキュラムの整備を進めています。