共立女子中学校は、1886年の創立以来、自立して社会で活躍できる女性の育成をめざしてきました。「誠実・勤勉・友愛」を校訓とした教育は、長年培った伝統を継承しながら、時代に応じた柔軟性も持ちあわせています。

　どの教科にも相当の時間数を割き、知識と教養の幅を広げることで、まずは発展性のある確かな基礎学力を４年間でつくりあげます。国数英では中学段階から少人数制や習熟度クラスを採用し、きめ細やかな指導がなされています。また、中１から少人数制で国語表現の時間を独立で設け、記述力やプレゼンテーション力を磨いていきます。実技系科目は本格的な内容に取り組むことで技術習得と同時に教養も深めます。

　加えて、生徒全員が英語に親しめるよう、語学や異文化を学べるランゲージスクエアの開設、ネイティブスピーカーとのオンライン英会話課題（中１〜中３）、ブリティッシュヒルズ研修（高１）といったプログラムも用意。希望者には、イングリッシュシャワー（中１〜中３）や各国海外研修（中１〜高２）、約９週間のターム留学（高１）など、世界への飛躍をめざせる環境も整えられています。

　探究学習では率先してそれぞれの役割を果たす「共立リーダーシップ」を身につけ、自分と他者の長所を認める姿勢を養います。

　グローバル社会だからこそ日本文化の精神を理解し、自然で美しい振る舞いを身につけることを大切にする共立女子。隔週で３年間、正式な小笠原流礼法を学びます。

　中１で基本動作、中２で日常生活での作法、中３で伝統的なしきたりとしての作法というように、女性として身につけておきたい作法を学びます。美しい礼のかたちを学び、思いやりのある豊かな心を育んでいきます。