「『知』・『徳』・『体』が調和した全人的な人間の育成」を基本理念とする共栄学園中学校。建学の精神「至誠一貫」には「いかに困難な時代でも至誠（至高の誠実さ）の心を一生涯貫く」という意味がこめられています。

　共栄学園では、入学時の学力から「３ランク」上の大学への現役合格をめざし、発達段階に応じた適切な指導を実施しています。まず中学では特進と進学に分かれ、「特進クラス」は発展的な問題演習を積極的に導入した授業、「進学クラス」は基礎学力の定着を主眼においた授業を進めていきます。

　高校へあがると、難関国公立大学をめざす「特進コース選抜クラス」、国公立大学・難関私立大学をめざす「特進コース特進クラス」、G-MARCHをめざす「進学コース」の３編成になります。通常授業に加えて、勉強合宿やインターネットWEB配信型映像教材といった学習プログラムを用意するとともに、外部模試のデータを生徒・保護者・担任教師で共有してていねいに進路指導を実施するなど、手厚いサポート体制を整えています。

　また、「文武両道」をモットーにしており、部活動や行事にも力を入れています。部活動は優秀な成績を残す部も多く、これまでバトン部や女子バレーボール部、少林寺拳法部が全国を舞台に活躍しています。

　特徴的な行事としてあげられるのは、外国人講師が１班にひとりつきそう体験型英語学習プログラム「K-sep」（中２）です。放課後には希望者対象のオンライン英会話・英検対策講座も用意され、英語の４技能を徹底強化できます。

　また、2020年度からは、ひとり１台iPadを導入し、電子黒板とiPadで新しい授業が始まっています。そのほか中１で尾瀬、中３で釧路の宿泊行事があり、湿原から地球環境問題にも取り組んでいます。