国際社会で活躍する人材を育てる未来志向の学校

公文国際学園中等部

<共学校>

 公文国際学園中等部は、1993年に公文式学習の創始者、公文公(くもんとおる)によって設立されました。校名に「国際」を冠した背景には「学園から巣立つときには、グローバルな視点から国際的な諸問題にリーダーシップを発揮できる個性的な人間になってほしい」との願いがこめられています。

 公文国際学園には制服も校則もなく、あるのは生徒の自由と責任を謳(うた)った「生徒憲章」だけです。そのなかでは、与えられた自由を守るために、行動に対して責任を持つこと、また、自分の権利と同様に他者の権利を尊重する姿勢が求められています。

教育の3本柱「学校・公文式・寮」

 公文国際学園では、3ゾーン制と称し、中高6年間を基礎期(中1・中2)・充実期(中3・高1)・発展期(高2・高3)に分けて教育目標を設定しています。それぞれに校舎を配し、発達段階に合わせた細やかな指導をしています。体育祭、表現祭(文化祭)をはじめとする行事は、生徒が主体となり運営します。
 ほかにもさまざまな行事があるなかでユニークなものが、中3の「日本文化体験」です。生徒自ら選んだテーマについて、現地での体験をとおして、理解を深めていきます。

 特徴的な取り組みに公文式学習があります。中学生は毎朝ホームルーム前に20分間の朝学習を行い、中2までは朝学習と週1回の放課後教室で公文式学習に取り組みます。数学が全員必修とされていますが、希望すれば国語と英語も学習できます。また中3以降も公文式学習をつづけることは可能です。いまの自分のレベルに合ったところを学習することができ、自学自習の姿勢も身につきます。

 男子寮と女子寮が校内に併設されており、全国各地や海外から、男女合わせて200名ほどの生徒が、親元を離れて暮らしています。寮生活のなかで、協調性・自立性・共感性といった精神面の成長をうながし、豊かなコミュニケーション能力を伸ばしています。

School Information

所在地:
神奈川県横浜市戸塚区小雀町777
アクセス:
JR線「大船」スクールバス8分
TEL:
045-853-8200