1928年に地元有志により設立された「多摩勤労中学」をルーツに持つ、八王子高等学校。そこに2012年、八王子学園八王子中学校が新たに併設され、2016年には「東大医進クラス」と「一貫特進クラス」が誕生しました。

　学園モットーである「人格を尊重しよう」・「平和を心につちかおう」を基盤として、難関大学への合格を実現させる確かな学力の養成と、広く社会で活躍できる人材となるための人間力の育成を掲げています。

　「東大医進クラス」では、戦略的語学教育に加え、反転学習なども積極的に取り入れ、グローバル社会が求める人材を育成します。また、医学部志望者には各種ガイダンスを実施しており、一人ひとりの進路実現を強力にサポートしています。

　「一貫特進クラス」では、経験豊富な教員による、きめ細やかなサポートで自主的に学ぶ力を育みます。進級時には「東大医進クラス」へ挑戦する機会も設けられています。

　2015年よりスタートした「八学イノベーション」は、世界で活躍できる21世紀型人材の育成をめざすもので、アクティブラーニングを中心に据えています。教員が一方的に知識を伝えるではなく、生徒同士の学びあいとディスカッションをとおして、深い理解とともに思考力・判断力・表現力、そして協調性やリーダーシップが育まれていきます。

　全教室に電子黒板が導入され、ひとり１台のタブレットとともに主体的な学びを支えています。大学のゼミナールをイメージした「探究ゼミ」も開設されています。生徒１人ひとりが自分の興味関心に基づき、自由に学ぶテーマを設定し、担当教員と相談しながら学びを進めていきます。探究ゼミ発表会では、毎年レベルの高いプレゼンテーションが繰り広げられています。

　伝統を大切にした自由な校風のもと、主体性を育む最先端の学びが行われ、希望の進路を実現させていきます。