佐久長聖中学校がある、信州・長野県佐久市は交通整備網が発達し、北陸新幹線金沢・東京間の中間に位置する重要拠点として、先端産業が集まるハイテク産業地域であるとともに、文教環境が整った学術文化都市でもあります。

　こうした恵まれた教育環境にある佐久長聖の特徴は、授業・体験学習・寮生活が三位一体となった６年間一貫教育を行っていること。寮のことを「館」と呼び、中学に隣接する「聖朋館」に専任の教職員が宿泊し、24時間体制で指導にあたっています。

　中高一貫校としての特性をじゅうぶんにいかした授業編成を行っており、中１では学習の基礎・基本を身につけ、中３の１学期までに中学の全教育課程を修得し、２学期からは高校の学習範囲へと移ります。授業は45分で、一人ひとりが自ら調べ、考え、意見を述べあうことを大切にし、つめこみではない、「本当の学力」を伸ばします。
　さらに中２より、それぞれの個性と学力を伸ばすために習熟度別のクラス分けとなります。

　また、プラスαの学習を行う「東大医進講座」が設けられ、数学と英語で習熟度別授業が行われます。2021年度の大学入試では北海道大学、東京外国語大学、信州大学、金沢大学、新潟大学などの国公立大学や、早稲田大学、慶應義塾大学などの難関私立大学を中心に、多くの生徒が希望の進路に進んでいます。

　語学学習を大切にしており、生きた英語に触れ、英語の「聞く・話す」力を高める教育を実施。語学力を高めながら国際的な理解力も深める授業を進め、例年、中３の７割が英検準２級に合格しています。
　また、中２全員で２月中旬〜３月初旬にカナダで語学研修、高１で希望者による海外語学研修を行っています。