自分で考え、行動する力を身につける3年間

中央大学附属中学校

<共学校>

 中央大学附属中学校は2010年、100年以上の歴史を持つ附属高校のもとに開校した比較的新しい学校です。また、中央大学は実学の探究、質実剛健という伝統を持つ大学です。実学とは理論を先行させるのではなく、実社会に役立つ学問を意味します。

 この伝統は附属中高においても継承され、いかされています。中高大の一貫教育によって、受験勉強にとらわれない学力の充実が可能です。さまざまな活動に積極的に参加できるため、伸びのびとした6年間を送ることができます。

 そうした伸びやかさのなかで、知的好奇心を喚起する授業の数々を行っています。クラスは基本的に少人数で、一人ひとりの生徒に対してきめ細かな指導を行い、基礎学力の定着と発展をはかります。たとえば、「Projectin English」ではネイティブ・スピーカーの指導のもと、身のまわりのさまざまなことがらについて、グループ調査や英語でのプレゼンテーションを行います。

 また、中3では学校開設科目として「教養総合基礎」を設置しています。現在高校で実施されている「教養総合」(教科・分野横断型学習)へと連動する講座です。中3では確かな基礎学力の養成に加えて、探求型学習への対応力を磨きます。

 さらに、スクールランチと呼ばれる食育の時間では、実際に日本や世界の郷土料理を食べます。この食育も実学の象徴で、気候や風土などと合わせ、郷土料理が誕生した背景を五感で学ぶことになります。

中央大学との強い連携

 スーパーサイエンスハイスクール(SSH)にふさわしく、理系、文系問わず、さまざまな授業で大学との連携がとられています。大学生の授業に参加したり、大学の単位を先取りしたりすることもできます。大学の先生が高校に来て授業をすることもあります。早いうちから大学を知ることで、将来の目標に沿った進路を選ぶことができます。

School Information

所在地:
東京都小金井市貫井北町3-22-1
アクセス:
JR線「武蔵小金井」徒歩18分またはバス、西武新宿線「小平」バス
TEL:
042-381-5413