「キリスト教」を基盤に

フェリス女学院中学校

<女子校>

受け継がれる150年の歴史

 フェリス女学院中学校は、1870年にアメリカ改革派教会が日本に派遣した最初の婦人宣教師メアリー・エディー・キダーによって設立されました。
日本最初の女子校として、また大学進学にもすぐれた成果をあげる神奈川県の名門校として、高い知名度を誇り、今日にいたっています。

 150年というフェリス女学院の歴史を支えてきたものは、「キリスト教信仰」に基づく教育を堅持することでした。それは、いまも変わることのないフェリス女学院の教育原理となっています。

「他者のために」をモットーに

 「キリスト教信仰」につぐ、フェリス女学院の第2の教育方針は「学問の尊重」です。これは学院のモットーである「For Others=他者のために」という言葉にも関係し、自分のためだけでなく他者のために役立ち、国際的にも通用する質のよい本物の学問を追究することを意味しています。
 「進学校」といわれるほどにフェリス女学院生が大学をめざすのは、こうした「他者のために」役立つ、より質の高い学問を求める姿勢の現れです。

 また、第3の教育方針は「まことの自由の追求」です。創立以来「自由な校風」として知られるフェリス女学院ですが、ここでいう「自由」とは、外的規則や強制に頼らず、一人ひとりが自主的な判断で規制の意味を知り、他人への思いやりを持って行動することを意味しています。

 こうした教育方針のもと、フェリス女学院では、「他者のために」各自が与えられた能力をいかして生きる、愛と正義と平和の共同社会・国際社会をつくる責任にめざめた人間の育成をめざしています。

School Information

所在地:
神奈川県横浜市中区山手町178
アクセス:
JR線「石川町」徒歩7分、みなと みらい線「元町・中華街」徒歩10 分
TEL:
045-641-0242