世界に広がる教育メソッド「ドルトンプラン」を実践

ドルトン東京学園中等部

<共学校>

 2021年4月、ドルトン東京学園中等部は開校3年目を迎えました。

 校名の由来となった「ドルトンプラン」とは、約100年前にアメリカの教育家ヘレン・パーカスト女史が、詰めこみ型の教育への問題意識から提唱した学習者中心の教育メソッドのことです。世界各地で実践され高い評価を得ています。

生徒が主体的に学びを創出

 「自由」と「協働」のふたつの原理に基づく「ハウス」「アサインメント」「ラボラトリー」を3本の柱にして、生徒一人ひとりの知的な興味や旺盛な探究心を育て、個人の能力を最大限に引き出すことを大きな特徴としています。

 「ハウス」とは、異学年混成でつくられるホームルームと考えればわかりやすいでしょう。生徒同士のさまざまな交流のなかで視野を広げ、協力して学校行事をつくりあげる過程で社会性や協調性、リーダーシップを身につけます。

 「アサインメント」とは、教科ごと・単元ごとにつくられた「学びの設計図」です。生徒はこれをもとに「いつ・なにを・どのように学ぶか」を決め、学びを設計する力を培います。学びへの意欲を引き出し、計画性と責任感を養います。

 「ラボラトリー」とは、教員と1対1、また少人数のグループで自分の学びを追究する時間です。知的好奇心や思考力・創造力を最大限に引き出します。

 これらドルトン東京学園の学びを実践するために設計されたのが、あちこちに「多様な学びや交流が生まれる仕掛け」がある校舎です。図書館と協働学習スペースが一体化したラーニングコモンズ、学校中どこでも個人端末がつながる全館無線LAN、上質な研究設備や芸術空間。ドルトン東京学園には、学ぶ楽しさがあふれています。

School Information

所在地:
東京都調布市入間町2-28-20
アクセス:
小田急線「成城学園前」・京王線 「つつじヶ丘」バス
TEL:
03-5787-7945