生徒の自律をうながす校舎

カリタス女子中学校

<女子校>

 カリタス女子中学校の「カリタス」とは、ラテン語で「慈しみ・愛」を意味する言葉です。カナダの聖マルグリット・デュービルが創立した修道女会の名称に由来しています。

「祈る」「学ぶ」「奉仕する」「交わる」の4つの心を持った人間像をめざし、思いやりの心と自律した学びの姿勢を育んでいます。現在、カリタス学園は、幼稚園から高校までを擁し、中学・高校は6年間の一貫教育を展開しています。

国際的センスを磨くふたつの外国語

 カリタス女子では、創立当初から英語とフランス語の教育に取り組んできました。複言語教育によって異文化理解を深め、より幅広く国際的な視野を身につけられます。電子黒板やiPadなどのICTを使った授業も取り入れられています。また、海外で自分の国や自分の考えをしっかり語ることができる、真の国際人を育てる教育が行われています。

自律的な学習姿勢を育む環境

 2006年に現在の校舎となってから、カリタス女子では「教科センター方式」を採用しています。この方式は、すべての教科が教科ゾーンを持ち、生徒たちは毎時間「教科教室」に出向いて授業を受けるというものです。教師が教室に「来る」のを待つのではなく、生徒が授業を受けに「行く」ことで、主体的に学習に携わる雰囲気を生みだします。

 この目的意識がほんとうの「学び」へと生徒を導きます。各教科ゾーンには教科センターが設置され、教科への関心を高めるさまざまな展示がほどこされています。校舎は緑と光にあふれ、学校全体がコミュニケーションの場となるように設計されています。

 2020年に60周年を迎えたカリタス女子は制服も新しくなり、新たな教育活動を展開しています。

School Information

所在地:
神奈川県川崎市多摩区中野島4-6-1
アクセス:
JR線「中野島」徒歩10分、JR線・ 小田急線「登戸」バス5分
TEL:
044-911-4656